「新潟県で狩猟免許を取りたいけど、何から始めればいい?」——そんな方に向けた記事です。
「試験って難しいの?」「費用はどれくらい?」「新潟県の試験日程は?」——調べれば調べるほど情報がバラバラで迷いますよね。
この記事では、狩猟免許の種類・取得の流れ・費用・新潟県固有の試験日程と申込方法を初心者向けにわかりやすくまとめました。新潟県で狩猟を始めたい方が迷わず行動できるよう、必要な情報をすべて網羅しています。
新潟県の狩猟事情:新潟県ではツキノワグマの出没件数が全国上位で、人身被害も毎年発生しています。近年はイノシシの生息域が県内全域に拡大し、水田への被害が深刻化しています。越後山脈や魚沼地域が主な猟場で、豪雪地帯のため冬場の活動には十分な防寒・雪山装備が必要です。
| 試験の実施 | 年4回(2026年度・最終回はわな猟のみ) |
| 受験料 | 5,200円(一部免除者3,900円)※収入証紙廃止・現金等で納付 |
| 申込方法 | 電子申請または郵送 |
| 猟友会 | 一般社団法人新潟県猟友会 |
新潟県 の2026年度(令和8年度)狩猟免許試験 日程
| 回 | 日程 | 会場 |
|---|---|---|
| 第1回 | 2026年7月4日(全種) | 対象地域ごとの会場(県公式で要確認) |
| 第2回 | 2026年9月5日(全種) | 同上 |
| 第3回 | 2026年11月20日(全種) | 同上 |
| 第4回 | 2027年1月9日(わな猟のみ) | 新潟県庁(新潟市中央区) |
※ 7月・9月・11月の回は住んでいる地域によって会場が異なります。最終回(2027年1月9日・県庁)はわな猟のみ。申込は試験日の約1ヶ月前から1週間前までです。
→ 全国47都道府県の試験日程・実施回数まとめで他県と比較できます
狩猟免許と猟銃免許の違い
狩猟に関連する免許は大きく2種類あります。最初に整理しておくと理解がぐっとスムーズになります。
| 免許の種類 | 内容 | 管轄 |
|---|---|---|
| 狩猟免許 | 野生鳥獣を捕獲するための免許。わな・網・銃など猟法ごとに分かれている | 都道府県知事 |
| 猟銃所持許可(猟銃免許) | 猟銃(散弾銃・ライフルなど)を所持するための許可。難易度はやや高め | 公安委員会 |
ポイント:銃を使わないわな猟・網猟を始めるなら、必要なのは狩猟免許だけです。猟銃所持許可は不要なので、ハードルは思ったより低いです。
狩猟免許の種類(4種類を比較)
狩猟免許は鳥獣保護管理法に基づき4種類あり、それぞれ使える猟具が異なります。取りたい免許の種類によって試験内容も変わります。
| 免許の種類 | 使える猟具 | 難易度 | 初心者向け度 |
|---|---|---|---|
| わな猟免許 | くくりわな・箱わなど(12種) | ★☆☆ | ◎ 最もおすすめ |
| 網猟免許 | むそう網・はり網など(4種) | ★☆☆ | ○ |
| 第一種銃猟免許 | 散弾銃・ライフルなど(火薬銃) | ★★★ | △ 猟銃所持許可も別途必要 |
| 第二種銃猟免許 | 空気銃(エアライフル) | ★★☆ | △ |
初心者にはわな猟免許がもっともおすすめです。シカ・イノシシなど大型獣の有害鳥獣駆除の担い手として地域でも需要が高く、農家から感謝されることも多いです。「いつかは猟銃で大物を」と考える方は、熊ハンターまでのロードマップも参考にしてみてください。
🦌 新潟県で狩猟できる主な動物
※ 狩猟鳥獣は環境省が全国共通で指定。ただし都道府県により捕獲禁止・制限がある場合があります。事前に県の担当窓口にご確認ください。
新潟県の試験日程・申込方法
新潟県の狩猟免許試験は年2回実施されます。申込期間は短いため、早めに確認して行動しましょう。
試験は年2回・電子申請対応
新潟県では年2回(第1回:7〜8月頃、第2回:10〜11月頃)の試験が実施されます。令和8年度(2026年度)は第1回の電子申請受付が5月22日〜6月8日、第2回が7月22日〜8月10日の予定です。令和7年度より新潟県収入証紙が廃止されたため、手数料は現金等での納付となります。
| 区分 | 試験時期(目安) | 電子申請受付(令和8年度) |
|---|---|---|
| 第1回 | 7〜8月頃 | 5月22日〜6月8日 |
| 第2回 | 10〜11月頃 | 7月22日〜8月10日 |
注意:新潟県は広域のため、申請先はお住まいの住所を所管する地域振興局健康福祉(環境)部です。電子申請と郵送のいずれも可能ですが、納付締切(令和8年度第1回は6月15日)を必ず確認してください。
申込方法
- 申請方法:電子申請または郵送
- 受験料:5,200円(一部免除者3,900円)/新潟県収入証紙廃止のため現金等で納付
- 必要書類:申請書・住民票・医師の診断書・写真
- 申込先:お住まいの地域を管轄する地域振興局健康福祉(環境)部
- 公式案内:新潟県「狩猟・鳥獣」(外部サイト)
- 猟友会:一般社団法人新潟県猟友会(事前講習会の問い合わせ先)
取得までの流れ(ステップ解説)
狩猟免許取得には試験への申し込みから合格・登録まで、おおよそ以下の流れが必要です。
- 試験日程・申請受付期間を確認する
第1回・第2回のどちらを受験するかを決め、申請受付期間内に手続きします。受付期間を過ぎると次の試験まで待つことになるため注意。 - 申込書類を準備・提出する(試験1〜2ヶ月前)
住民票・医師の診断書・写真・申請書が必要。受験料5,200円も納付します。 - 狩猟読本で自習 or 事前講習会に参加する
各都道府県猟友会が「事前講習会」を実施。参加すれば試験範囲がほぼカバーでき、独学に不安な方におすすめです。講習会の内容・申し込み方法は狩猟免許の初心者講習会とは?で詳しく解説しています。 - 試験当日:知識試験・適性試験・技能試験
午前に知識試験・適性試験、午後に技能試験(実技)が行われることが多い。 - 合格通知→狩猟免状交付
合格後、免状交付手数料(1,800円)を納付すれば免状が交付されます。 - 猟友会への入会(任意だが実質必須)・狩猟者登録
一般社団法人新潟県猟友会に入会することでハンター保険加入・ベテランのサポートが受けられます。毎年の狩猟前に狩猟者登録と狩猟税の納付も必要です。
試験の内容と難易度
狩猟免許試験はどのくらい難しいのか?結論から言うと、きちんと準備すれば合格できる難易度です。
難易度と合格率について
新潟県が独自に合格率を公表しているデータは確認できませんが、環境省が集計する全国の合格率はわな猟・網猟で70〜80%前後です。事前講習会と狩猟読本での準備で多くの方が合格しています。
① 知識試験(筆記)
鳥獣保護管理法の基礎知識、猟具の種類と使い方、鳥獣の識別(写真で種類を答える)などが出題されます。
- 問題数: 30問(○×式+選択式)
- 合格基準: 満点の70%以上の正答(21問以上)
- 対策: 都道府県猟友会が発行する「狩猟読本」を2〜3回読むだけで十分。動物の分類・足跡・生態の出題パターンは知識試験(鳥獣の知識)総まとめを参照。
- 練習: 無料の練習問題集(380問以上)で本番と同じ三択形式を体験できる。法令・猟具・鳥獣・保護管理の全分野をカバー。
② 適性試験
視力・聴力・運動能力の確認です。眼鏡・補聴器使用可。以下の基準を満たせば問題ありません。
- 視力:両眼で0.5以上(第一種銃猟は両眼0.8以上かつ片眼0.5以上)
- 聴力:10メートルの距離で会話が聞こえること
- 運動能力:歩行・四肢の屈伸・挙手ができること
③ 技能試験(実技)
受験する免許の種類に応じた実技試験です。わな猟ならくくりわな・箱わなの設置・解除、銃猟なら模擬銃の分解結合・鳥獣判別などが問われます。事前講習会で練習すれば十分対応できます。鳥獣判別の対策は狩猟免許の鳥獣判別 完全攻略にまとめています。
難易度まとめ:事前講習会+狩猟読本の自習で1〜2週間準備すれば、ほぼ確実に合格できる難易度です。難関資格ではありません。「難しそう」と思い込みで諦めないでください。
費用の目安(初年度トータル)
狩猟免許取得〜初年度の猟シーズンまでにかかる費用の全体像をまとめました。
| 項目 | 目安費用 | 備考 |
|---|---|---|
| 受験料 | 5,200円 | 収入証紙廃止のため現金等で納付(令和7年度〜) |
| 事前講習会費 | 10,000〜15,000円 | 新潟県猟友会主催/参加任意だが強く推奨 |
| 狩猟読本 | 1,000〜2,000円 | 猟友会から購入 |
| 医師の診断書 | 2,000〜5,000円 | 内科等で発行 |
| 免状交付手数料 | 1,800円 | |
| 新潟県猟友会入会費・年会費 | 10,000〜30,000円 | 支部によって異なる |
| ハンター保険 | 3,000〜5,000円 | 猟友会経由で加入 |
| 狩猟税(わな猟) | 8,200円(一般) | 猟友会会員は減額あり |
| 初年度合計(目安) | 4〜7万円 | 2年目以降は大幅に減る |
2年目以降は試験費・講習費がかからないため、猟友会年会費+狩猟税の2〜4万円程度まで下がります。費用の詳細は猟銃免許取得にかかる費用まとめも参考にしてください。
実際に受験した体験談を読む
千葉県で第一種銃猟免許を取得した運営者の体験談を公開中です
試験当日の雰囲気、受験者60名中の合否内訳、鳥獣判別でオス・メスを見落とした失敗談など、他サイトでは読めないリアルな一次情報をまとめています。新潟県で受験される方も、試験の流れや注意点は共通ですのでぜひ参考にしてください。
取得後の更新手続き(3年ごと)については狩猟免許の更新手続き完全ガイドを参照してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 新潟県の狩猟免許試験はいつ申し込めますか?
令和8年度は第1回が5月22日〜6月8日(電子申請)、第2回が7月22日〜8月10日(電子申請)の受付を予定しています。電子申請のほか郵送でも申し込めます。正確な日程は新潟県「狩猟・鳥獣」(外部サイト)で確認してください。
Q. 狩猟免許に年齢制限はありますか?
わな猟・網猟は18歳以上、第一種・第二種銃猟免許は20歳以上が取得要件です。性別による制限はなく、女性ハンターも年々増えています。また、精神保健福祉法や麻薬取締法違反など一部の欠格事由に該当する場合は取得できません。
Q. 狩猟免許を取れば今すぐ狩猟できますか?
免許取得後、さらに狩猟者登録(都道府県ごとにシーズン前に申請)と狩猟税の納付が必要です。また猟友会への加入も実質的に必要です。免許取得 = すぐ猟ができる、ではありません。
Q. わな猟と銃猟、どちらを先に取ればいいですか?
初心者にはわな猟免許を先取得するのが一般的なルートです。わな猟は猟銃所持許可が不要で、手続きがシンプル。新潟県ではイノシシ・ツキノワグマの有害鳥獣駆除需要が高く、地域農家からの協力も得やすいです。銃猟は別途猟銃所持許可が必要で、申請から取得まで最低6ヶ月かかります。
まとめ
- 新潟県の試験は年2回(第1回:7〜8月頃、第2回:10〜11月頃)
- 受験料は5,200円(収入証紙廃止のため現金等での納付・令和7年度〜)
- 申込先は管轄の地域振興局健康福祉(環境)部(電子申請または郵送)
- 初心者にはわな猟免許が最もおすすめ。イノシシ・シカ駆除の需要が高い
- 初年度費用の目安は4〜7万円程度(2年目以降は2〜4万円に減る)
- 取得後は毎年の狩猟者登録・3年ごとの更新が必要(更新手続きの詳細)
狩猟の第一歩は狩猟免許から。まず今年の申請受付期間を確認して、行動に移しましょう。
この記事を書いた人
千葉県在住。狩猟免許(第一種銃猟)取得済み。現在実猟に向けて準備中。免許取得の勉強・試験の実体験をもとに、これから狩猟を始めたい人が迷わないよう情報を発信しています。
※ 本記事の情報は2026年5月時点のものです。試験日程・費用・手続きは変更になる場合があります。受験前に必ず新潟県の公式情報をご確認ください。


