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「マガモを猟で獲ってみたい」「マガモ猟にはどんな銃や弾が必要?」——この記事では、マガモ(Mallard)の生態・分布・猟期・対応猟銃・猟法まで、猟を始める前に知っておきたい基礎知識をまとめました。
この記事でわかること
- マガモの外見・足跡の特徴
- 生態と行動パターン
- 分布と主な猟場
- おすすめの猟銃と弾の選び方
- 猟法とアプローチの仕方
マガモとは? — 姿と基本情報
マガモ(学名:Anas platyrhynchos)は日本の狩猟鳥獣に指定されている野生動物です。

マガモ
外見の特徴
体長50〜65cm、体重1〜1.5kg。オスは光沢のある緑色の頭、白い首輪、栗色の胸が特徴的で、非常に美しい。メスは全身が褐色の地味な羽色で、くちばしにオレンジ色の斑がある。カモ類の中では大型の部類。
足跡の特徴
水かきのある3本指の足跡。水辺の泥地に残りやすい。足跡のサイズは約5〜6cm。
生態と行動パターン
冬鳥として10月頃にシベリア方面から飛来し、翌3〜4月に北へ帰る。一部は国内で繁殖する留鳥もいる。雑食性で、水草・穀物・水生昆虫・小魚を食べる。日中は湖沼・河川で休息し、夕方から夜間に水田や浅瀬で採餌する。群れで行動し、他のカモ類と混群を作ることも多い。
分布と猟場
全国の湖沼・河川・ため池・水田に飛来。北日本に多いが、西日本の大きな湖沼(琵琶湖・霞ヶ浦など)にも大群が集まる。都市部の公園の池にも姿を見せる身近なカモ。
猟期
基本猟期は11月15日〜翌2月15日(北海道は10月1日〜翌1月31日)。
捕獲統計:環境省が毎年公表している鳥獣関係統計(外部サイト)で、マガモの都道府県別捕獲数を確認できます。西日本・九州で特に捕獲数が多く、近年は東日本でも増加傾向が続いています。
対応猟銃と弾の選び方
散弾銃が基本。3号〜5号の散弾が最適で、カモの大きさを考慮すると4号弾が汎用性が高い。飛翔中のカモを撃つ場合は広がりの良い改良シリンダーチョーク、着水中を狙う場合は絞りの強いチョークを使い分ける。有効射程は30〜40m程度。空気銃(エアライフル)でも狙えるが、飛翔射撃は困難で、着水中の個体を精密射撃で仕留める形になる。
ポイント:猟銃の取得手続きや費用について詳しくは狩猟免許の取り方を参考にしてください。
猟法とアプローチ
流し猟が最も一般的。河川や湖沼の岸を歩きながらカモの群れを探し、射程内に入ったら射撃する。待ち伏せ猟はカモが飛来するポイント(ため池・水田の落ち穂場)で夕方〜早朝にカモフラージュして待つ。日没前後の「朝マヅメ・夕マヅメ」が最もチャンスが多い。デコイ(模型)を浮かべて呼び寄せる猟法もある。
安全上の注意:水辺での猟のため、足場が悪く転倒・落水のリスクがある。防水装備(ウェーダー)の着用を推奨。散弾の飛距離に注意し、住宅地や道路方向への発砲は絶対に行わない。
ジビエとしてのマガモ
カモ肉はジビエの中でも最も人気が高い食材の一つ。マガモの肉は濃厚な旨みがあり、「鴨鍋」「鴨南蛮」「鴨のロースト」が定番。皮下脂肪が豊富で、焼くと香ばしい脂が出る。合鴨(アイガモ)とは風味が異なり、野生のマガモの方が味が濃い。
ジビエ料理のレシピや食べ方について詳しくはジビエ料理の簡単レシピ7選も参考にしてください。
🍴 鴨肉(ジビエ)を食べてみたい人へ
狩猟免許がなくても、ジビエ肉は通販で購入できます。鴨胸肉のローストは自宅で作れる本格ジビエ料理の入門です。
→ その他のジビエ肉通販まとめ / 保存方法は真空パック・冷凍庫ガイドへ
よくある質問
Q. カモ猟に空気銃は使える?
使えます。ただし飛翔射撃は困難なため、着水中の個体を30m以内で精密射撃する形になります。散弾銃の方が圧倒的に効率は良いです。
Q. マガモとカルガモの見分け方は?
オスは簡単に見分けられます。マガモのオスは緑色の頭、カルガモは褐色の体に顔の黒い線が特徴です。メスは似ていますが、カルガモはくちばしの先端が黄色い点で区別できます。
Q. カモ猟で最も重要なのは?
猟場選び(カモが集まる水辺の把握)とタイミング(朝夕のマヅメ時)です。事前の下見で飛来ルートを確認しておくと成功率が上がります。
まとめ
- マガモは日本の狩猟鳥獣に指定されている
- 猟期は原則11月15日〜翌2月15日(地域差あり)
- 対応猟銃:散弾銃が基本。
- 安全に配慮し、法令を遵守して猟を楽しみましょう
狩猟免許の取り方から装備の揃え方まで、詳しくは狩猟の装備一覧を参考にしてください。
参考・引用元
この記事を書いた人
千葉県在住。狩猟免許(第一種銃猟)取得済み。現在実猟に向けて準備中。免許取得の勉強・試験の実体験をもとに、これから狩猟を始めたい人が迷わないよう情報を発信しています。
※ 本記事の情報は2026年6月時点のものです。猟期・捕獲規制は都道府県によって異なります。猟期前に必ず各都道府県の公式情報をご確認ください。
| 銃の種類 | 弾・猟具 | 有効射程 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 散弾銃 12番 | 3号〜4号散弾 | 30〜40m | 飛翔中の個体に最も汎用性が高い |
| 散弾銃 12番 | 4号〜5号散弾 | 25〜35m | 近距離・着水中の個体向け |
| 散弾銃 20番 | 3号〜5号散弾 | 25〜35m | 取り回しやすいが飛距離はやや劣る |
チョーク:改良シリンダー〜ハーフチョーク(飛翔射撃)/ モディファイドチョーク(着水射撃)


