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「ヤマドリを猟で獲ってみたい」「ヤマドリ猟にはどんな銃や弾が必要?」——この記事では、ヤマドリ(Copper Pheasant)の生態・分布・猟期・対応猟銃・猟法まで、猟を始める前に知っておきたい基礎知識をまとめました。
この記事でわかること
- ヤマドリの外見・足跡の特徴
- 生態と行動パターン
- 分布と主な猟場
- おすすめの猟銃と弾の選び方
- 猟法とアプローチの仕方
ヤマドリとは? — 姿と基本情報
ヤマドリ(学名:Syrmaticus soemmerringii)は日本の狩猟鳥獣に指定されている野生動物です。

ヤマドリ
外見の特徴
体長オス125cm(尾を含む)、メス55cm。体重0.9〜1.3kg。オスは赤銅色の体に長い尾羽(80cm以上)を持ち、顔は赤い肉垂が目立つ。メスは褐色の地味な羽色。日本固有種で、国外には生息しない。
足跡の特徴
キジに似た鳥類型の足跡だが、山林の落ち葉の上では見つけにくい。
生態と行動パターン
留鳥で山林の暗い林床を好む。キジと異なり開けた場所は避け、広葉樹林・針広混交林の下層で生活する。雑食性で、木の実・種子・昆虫・クモを食べる。繁殖期にオスが「ドドドド…」と翼を打ち鳴らす「ドラミング」を行う。警戒心が強く、人の気配を感じると走って藪に逃げ込む。
分布と猟場
本州・四国・九州の山地に分布。標高300〜1,500m程度の森林に多い。キジより標高の高い場所に棲み分ける傾向がある。近年は生息数が減少傾向にある地域もあり、一部の都道府県では捕獲禁止措置がとられている。
猟期
基本猟期は11月15日〜翌2月15日。オスのみ捕獲可能。都道府県によっては捕獲禁止の場合があるので必ず事前確認。
捕獲統計:環境省が毎年公表している鳥獣関係統計(外部サイト)で、ヤマドリの都道府県別捕獲数を確認できます。西日本・九州で特に捕獲数が多く、近年は東日本でも増加傾向が続いています。
対応猟銃と弾の選び方
散弾銃+5号〜7号の散弾。キジとほぼ同じ選び方だが、山林内では射距離が短くなりがちなので、シリンダー〜インプルーブドシリンダーのオープンチョークが使いやすい。有効射程は15〜25m(林内)。
ポイント:猟銃の取得手続きや費用について詳しくは鳥獣判別 完全攻略を参考にしてください。
猟法とアプローチ
猟犬を使った山歩きが主流。セッターやスプリンガースパニエルで藪の中のヤマドリを探し、飛び立ったところを射撃する。ヤマドリは飛翔距離が短く低い軌道で飛ぶため、反応速度が勝負。山林の急斜面を歩く体力と、瞬時に構えて撃つスキルが必要。犬なしでは発見自体が困難。
安全上の注意:山林内での猟は足場が悪く、急斜面での転倒リスクが高い。射角の安全確認は特に重要で、尾根の向こう側に人がいないか注意する。
ジビエとしてのヤマドリ
ヤマドリの肉はキジ以上に上品な味わいで、「山の鳥の王様」とも呼ばれる。旨みが凝縮した胸肉は絶品で、猟師の間では最も価値の高い鳥肉とされる。
ジビエ料理のレシピや食べ方について詳しくは狩猟の装備一覧も参考にしてください。
🍴 ヤマドリ肉(国産)を食べてみたい人へ
狩猟免許がなくても、ジビエ肉は通販で購入できます。日本固有種ヤマドリは国産養殖ものが少量流通。キジよりコクのある出汁が特長です。
→ その他のジビエ肉通販まとめ / 保存方法は真空パック・冷凍庫ガイドへ
よくある質問
Q. ヤマドリとキジの違いは?
キジは平地・農地に多いのに対し、ヤマドリは山林に棲みます。ヤマドリのオスは赤銅色の体と極めて長い尾羽が特徴で、キジの緑色とは明らかに異なります。
Q. ヤマドリ猟は初心者にもできる?
山林を歩く体力と猟犬が必要なため、やや上級者向けです。まずキジ猟で鳥猟の基本を身につけてからチャレンジするのがおすすめです。
Q. ヤマドリが捕獲禁止の県はある?
生息数が減少している一部の都道府県では捕獲禁止や頭数制限が設けられています。猟期前に各都道府県の狩猟鳥獣リストを必ず確認してください。
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まとめ
- ヤマドリは日本の狩猟鳥獣に指定されている
- 猟期は原則11月15日〜翌2月15日(地域差あり)
- 対応猟銃:散弾銃+5号〜7号の散弾。
- 安全に配慮し、法令を遵守して猟を楽しみましょう
狩猟免許の取り方から装備の揃え方まで、詳しくは狩猟の年間スケジュールを参考にしてください。
参考・引用元
この記事を書いた人
千葉県在住。狩猟免許(第一種銃猟)取得済み。現在実猟に向けて準備中。免許取得の勉強・試験の実体験をもとに、これから狩猟を始めたい人が迷わないよう情報を発信しています。
※ 本記事の情報は2026年6月時点のものです。猟期・捕獲規制は都道府県によって異なります。猟期前に必ず各都道府県の公式情報をご確認ください。
| 銃の種類 | 弾・猟具 | 有効射程 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 散弾銃 12番 | 5号〜7号散弾 | 20〜30m | ヤマドリはキジより小型なため細かい番手でOK |
| 散弾銃 20番 | 5号〜7号散弾 | 15〜25m | 山岳地帯の藪では軽い20番が使いやすい |
チョーク:改良シリンダー(藪の近距離射撃が多いため)


