「鳥獣判別って何が出るの?」「どうやって勉強すればいいの?」——狩猟免許試験で意外とつまずく人が多いのが、この鳥獣判別問題です。

私は千葉県で第一種銃猟免許を取得しましたが、正直に言うと鳥獣判別が一番ヒヤッとしました。なぜなら、千葉県の試験では画像の彩度が暗く、色で判断しづらい鳥獣が何問かあったからです。

この記事では、実際に千葉県で受験した体験をもとに、鳥獣判別問題の出題形式・攻略法・覚えるべきポイントを具体的に解説します。「この1ページだけ読めば対策完了」を目指しました。

鳥獣判別問題とは?出題形式と配点

鳥獣判別は、狩猟免許試験の実技試験の一部として出題されます。鳥獣の絵や写真を見て、「狩猟対象かどうか」「何の鳥獣か」を判別する問題です。

項目内容
試験区分実技試験(知識試験ではない)
出題形式鳥獣のイラスト・写真を見て、名称と狩猟可否を回答
問題数(千葉県の場合)16問
制限時間(千葉県の場合)3分(1問あたり約11秒)
回答方式(千葉県の場合)筆記(記述式)
減点方式1問ミスごとに−2点
合格基準実技試験全体で70%以上

注意:鳥獣判別は実技試験の配点に含まれます。1問ミスするごとに2点引かれるため、大量に落とすと実技全体の70%ラインに届かなくなります。千葉県では紙に印刷された画像を見て解答用紙に記述する形式で、3分で16問。迷っている時間はほぼありません

都道府県による違いはある?→ 判別する鳥獣は全国共通

「千葉県の話でしょ?うちの県では違うかも…」と思うかもしれませんが、鳥獣判別で出題される狩猟鳥獣・非狩猟鳥獣のラインナップは鳥獣保護管理法で全国統一されています。覚えるべき鳥獣の種類は、北海道で受けても九州で受けても同じです。

違いがあるのは出題数・制限時間・回答方式(筆記 or 口頭)などの試験運営面です。以下は都道府県ごとに異なりうるポイントと、共通のポイントをまとめました。

項目全国共通?補足
出題される鳥獣の種類共通狩猟鳥獣48種+非狩猟鳥獣は法律で決まっている
「狩猟鳥獣か否か」の判定基準共通法定リストに基づくため県差なし
使用される画像(絵)ほぼ共通大日本猟友会作成の教材が全国で使われている
出題数・制限時間都道府県による千葉県は16問3分。問題数が多少前後する県も
回答方式(筆記 or 口頭)都道府県による記述式のほか、口頭で答える県もある

ポイント:この記事では千葉県の体験談をベースにしていますが、「覚えるべき鳥獣」と「攻略法」はどの都道府県で受験する方にもそのまま使えます。違いは試験の進め方(時間・回答方式)だけなので、それは各県の案内で確認してください。

【体験談】千葉県の鳥獣判別はここが難しかった

ここからは私が千葉県で第一種銃猟免許を受験したときの、リアルな体験を共有します。

3分16問の時間プレッシャー

千葉県の鳥獣判別は、3分間で16問を筆記で解くという形式でした。1問あたり約11秒。「この鳥、なんだっけ…」と3秒でも悩むと、あっという間に時間がなくなります。

私の場合、事前に画像を徹底的に暗記していたおかげで、ほとんどの問題は見た瞬間に名前を書けました。逆に言えば、「なんとなく覚えた」レベルだと、時間内に全問解ききるのは厳しいと思います。

画像の彩度が暗い=色で判断しづらい

これは千葉県特有かもしれませんが、試験で使われる鳥獣の画像は全体的に彩度が暗めで、色がくすんで見えました

たとえば、ネットで見る「キジ」の画像は鮮やかな緑や赤が目立ちますが、試験の印刷物では色がやや沈んでいて、「色の鮮やかさ」だけで判別しようとすると迷います

ポイント:色だけでなく、体型・シルエット・模様のパターンで判別できるようにしておくことが大切です。白黒でも判別できるくらいが理想。

オス・メスで見た目が全然違う鳥獣に注意

鳥獣判別で落とし穴になるのが、オスとメスで外見がまったく違う種です。たとえばキジのオスは緑と赤の派手な見た目ですが、メスは地味な茶色。「これ何の鳥?」となりやすいのはメスのほうです。

試験ではオス・メスどちらが出てもおかしくないので、両方の見た目を覚えておく必要があります。

1問−2点の重み

鳥獣判別は実技試験の一部で、1問ミスするごとに2点減点されます。仮に16問中5問ミスすると−10点。実技試験には猟具の取り扱いなど他の項目もあるので、ここで大量に落とすと挽回が難しくなります。

私は正解の画像さえ覚えておけば合格できましたが、逆に「鳥獣判別を甘く見て対策不足→実技で不合格」というパターンは十分ありえると感じました。

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結局これだけ覚えればOK|攻略の最短ルート

いろいろ書きましたが、結論はシンプルです。

鳥獣判別の攻略法

j-hunters.com(現在閉鎖中)の鳥獣判別ページの画像を、見た瞬間に名前が出るレベルまで繰り返し覚える。これだけです。

なぜこのサイトなのか?理由は3つあります。

  1. 試験に出る鳥獣が網羅されている:狩猟鳥獣・非狩猟鳥獣がカテゴリ別に整理されている
  2. 実際の試験に近い画像:試験で使われるような写真・イラストが掲載されている
  3. オス・メスの画像も掲載:性別による見た目の違いもカバーできる

私自身、このサイトの画像をスマホで毎日スキマ時間に眺めるのを1週間続けた結果、本番では迷わず回答できました。狩猟読本の白黒イラストだけでは不安が残りますが、このサイトのカラー画像を見ておけば万全です。なお、鳥獣の分類・足跡・生態など筆記試験の対策は知識試験(鳥獣の知識)総まとめで別途まとめています。

おすすめの勉強手順

  1. まず狩猟鳥獣を完璧にする:狩猟できる鳥獣(約50種)の名前と見た目を一致させる
  2. 次に非狩猟鳥獣を覚える:狩猟鳥獣と似ている非狩猟鳥獣を重点的に
  3. オス・メスの違いをチェック:特にキジ、マガモ、ヤマドリなど
  4. シルエットで判別する練習:色に頼らず、体型と模様で見分けられるようにする

注意:狩猟読本だけで対策しようとすると、白黒のイラストしかないため色の情報が抜け落ちます。必ずカラー画像でも確認しましょう。逆に、カラー画像だけに頼ると千葉県のように彩度が低い印刷には対応できません。両方で練習するのがベストです。

オス・メスの判別ポイント一覧

試験で特に間違えやすい「オス・メスで見た目が違う鳥獣」を一覧にまとめました。メスの見た目を意識的に覚えることが合否を分けます。

鳥獣名オスの特徴メスの特徴判別のコツ
キジ緑の胸・赤い顔・長い尾全体が茶褐色・地味な保護色メスは尾が短く丸みのある体型
ヤマドリ赤褐色・非常に長い尾褐色で尾が短いキジのメスと似るが、ヤマドリは全体に赤みが強い
マガモ緑の頭・黄色いくちばし・白い首輪茶褐色のまだら模様メスはカルガモと似るが、くちばしの色が違う(オレンジと黒)
コガモ栗色の頭に緑の帯茶褐色で小さいメスは小型であること自体がヒント
ヨシガモ紫緑色の頭・ナポレオンの帽子型茶褐色のまだら模様オスの頭の形が独特で覚えやすい
キンクロハジロ黒い体・白い脇腹・後頭部に冠羽暗褐色・冠羽は短い冠羽(寝ぐせのような羽)の有無で判別

ポイント:カモ類のメスは「茶色のまだら模様」で似通っています。メスだけを集めて見比べ、くちばしの色・体の大きさ・頭の形で区別する練習が効果的です。

📝 知識試験も対策するなら:鳥獣判別の勉強と並行して、知識試験の三択問題も練習できます。鳥獣に関する知識の練習問題(152問)で判別問題を、練習問題集トップで法令・猟具・保護管理まで対策できます。

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よくある質問(FAQ)

Q. 鳥獣判別は何問出る?制限時間は?

都道府県によって異なりますが、千葉県では16問・制限時間3分でした。1問あたり約11秒しかないので、反射的に答えられるレベルまで暗記する必要があります。

Q. 狩猟読本だけで鳥獣判別対策は十分?

不十分です。狩猟読本のイラストは白黒の場合が多く、カラー画像での識別に慣れておかないと本番で戸惑います。j-hunters.com(現在閉鎖中)のカラー画像と併用して勉強するのがベストです。なお、鳥獣判別を含む試験全体の合格率・難易度は狩猟免許の難易度にまとめています。

Q. 鳥獣判別だけで不合格になることはある?

あります。鳥獣判別は実技試験の配点に含まれ、1問ミスごとに2点減点されます。実技試験全体で70%以上が合格基準なので、鳥獣判別で大量に落とすと他の実技項目で挽回しきれず不合格になるリスクがあります。

まとめ

狩猟免許試験全体の流れや他の試験科目については、狩猟免許の取り方完全ガイドを参照してください。試験前の講習会に参加するなら初心者講習会の解説が役立ちます。合格後に必要な更新手続きや法律知識は狩猟免許の更新手続きガイドを確認しておきましょう。

参考・引用元

この記事を書いた人

千葉県在住。狩猟免許(第一種銃猟)取得済み。現在実猟に向けて準備中。免許取得の勉強・試験の実体験をもとに、これから狩猟を始めたい人が迷わないよう情報を発信しています。

※ 本記事の制度情報は2026年4月時点のものです。受験前に各都道府県の公式情報をご確認ください。

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