「茨城県で狩猟免許を取りたいけど、何から始めればいい?」——そんな方に向けた記事です。
「試験って難しいの?」「費用はどれくらい?」「茨城県の試験日程はいつ?」——調べれば調べるほど情報がバラバラで迷いますよね。
この記事では、狩猟免許の種類・取得の流れ・費用・茨城県固有の試験日程と申込方法を初心者向けにわかりやすくまとめました。茨城県で狩猟を始めたい方が迷わず行動できるよう、必要な情報をすべて網羅しています。
茨城県の狩猟事情:茨城県ではイノシシ被害が県北部の山間地から県南部の平野部まで広がっています。筑波山周辺ではニホンジカの目撃も増加中です。首都圏に近いため、週末ハンターとして活動しやすい立地が魅力。農業県として有害鳥獣駆除の需要が高い地域です。
| 試験の実施 | 年6回(2026年度・銃猟と網/わな猟で日程が分かれる) |
| 受験料 | 5,200円(茨城県収入証紙または電子申請)/一部免除者3,900円 |
| 申込方法 | 電子申請または収入証紙貼付の書面申請 |
| 猟友会 | 一般社団法人 茨城県猟友会 |
茨城県 の2026年度(令和8年度)狩猟免許試験 日程
| 回 | 日程 | 会場 |
|---|---|---|
| 第1回 | 2026年5月17日(銃猟) | 茨城県狩猟者研修センター(笠間市) |
| 第2回 | 2026年6月9日(網猟・わな猟) | 同上 |
| 第3回 | 2026年7月12日(銃猟) | 同上 |
| 第4回 | 2026年8月8日(網猟・わな猟) | 土浦合同庁舎(土浦市) |
| 第5回 | 2026年9月10日(銃猟) | 茨城県狩猟者研修センター(笠間市) |
| 第6回 | 2026年12月5日(網猟・わな猟) | 同上 |
※ 茨城県は銃猟の回と網猟・わな猟の回が完全に分かれているのが特徴です。会場は笠間市の狩猟者研修センターが中心(8月8日のみ土浦)。申込は試験日の約1ヶ月前から1週間前までです。
→ 全国47都道府県の試験日程・実施回数まとめで他県と比較できます
狩猟免許と猟銃免許の違い
狩猟に関連する免許は大きく2種類あります。最初に整理しておくと理解がぐっとスムーズになります。
| 免許の種類 | 内容 | 管轄 |
|---|---|---|
| 狩猟免許 | 野生鳥獣を捕獲するための免許。わな・網・銃など猟法ごとに分かれている | 都道府県知事 |
| 猟銃所持許可(猟銃免許) | 猟銃(散弾銃・ライフルなど)を所持するための許可。難易度はやや高め | 公安委員会 |
ポイント:銃を使わないわな猟・網猟を始めるなら、必要なのは狩猟免許だけです。猟銃所持許可は不要なので、ハードルは思ったより低いです。
狩猟免許の種類(4種類を比較)
狩猟免許は鳥獣保護管理法に基づき4種類あり、それぞれ使える猟具が異なります。取りたい免許の種類によって試験内容も変わります。
| 免許の種類 | 使える猟具 | 難易度 | 初心者向け度 |
|---|---|---|---|
| わな猟免許 | くくりわな・箱わなど(12種) | ★☆☆ | ◎ 最もおすすめ |
| 網猟免許 | むそう網・はり網など(4種) | ★☆☆ | ○ |
| 第一種銃猟免許 | 散弾銃・ライフルなど(火薬銃) | ★★★ | △ 猟銃所持許可も別途必要 |
| 第二種銃猟免許 | 空気銃(エアライフル) | ★★☆ | △ |
初心者にはわな猟免許がもっともおすすめです。シカ・イノシシなど大型獣の有害鳥獣駆除の担い手として地域でも需要が高く、農家から感謝されることも多いです。「いつかは猟銃で大物を」と考える方は、熊ハンターまでのロードマップも参考にしてみてください。
🦌 茨城県で狩猟できる主な動物
※ 狩猟鳥獣は環境省が全国共通で指定。ただし都道府県により捕獲禁止・制限がある場合があります。事前に県の担当窓口にご確認ください。
茨城県の試験日程・申込方法
茨城県の狩猟免許試験は年1〜2回、例年8〜9月頃に実施されます。受験を検討している方は早めに日程を確認しましょう。
試験日程・実施回数
茨城県では毎年1〜2回試験が実施されます。例年8月〜9月頃に試験日が設定されることが多く、試験の約1週間前に茨城県猟友会主催の事前講習会が開催されます(受講任意、費用10,000円・テキスト代込み)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験回数 | 年1〜2回(例年8〜9月頃) |
| 受験料 | 5,200円(茨城県収入証紙または電子申請)/一部免除者3,900円 |
| 申込方法 | 電子申請または茨城県収入証紙を貼付した書面申請 |
| 申込先 | 茨城県 生活環境部 環境政策課 |
| 事前講習会 | 試験約1週間前・茨城県猟友会主催(10,000円・テキスト込) |
申込・必要書類
- 申請書:茨城県所定の狩猟免許申請書
- 住民票:発行から3ヶ月以内のもの
- 医師の診断書:所定の様式(内科等で発行)
- 写真:縦3cm×横2.4cm程度
- 受験料:5,200円分の茨城県収入証紙(電子申請の場合は電子決済)
- 公式案内:茨城県「狩猟免許試験のお知らせ」(外部サイト)
- 猟友会:一般社団法人 茨城県猟友会(外部サイト)
注意:試験の申込締切は試験の1〜2ヶ月前が多いです。年度の試験日程は早めに確認し、締め切りを逃さないようにしましょう。茨城県収入証紙は県内の金融機関・コンビニ等で購入可能です。
取得までの流れ(ステップ解説)
狩猟免許取得には試験への申し込みから合格・登録まで、おおよそ以下の流れが必要です。
- 試験日程を確認する
茨城県の試験は年1〜2回(例年8〜9月頃)。茨城県 環境政策課の公式ページで最新日程を確認します。 - 申込書類を準備・提出する(試験1〜2ヶ月前)
住民票・医師の診断書・写真・申請書が必要。受験料(5,200円)は茨城県収入証紙または電子決済で納付します。 - 狩猟読本で自習 or 事前講習会に参加する
茨城県猟友会が試験の約1週間前に事前講習会を実施(10,000円・テキスト込)。参加すれば試験範囲がほぼカバーでき、独学に不安な方におすすめです。講習会の内容・申し込み方法は狩猟免許の初心者講習会とは?で詳しく解説しています。 - 試験当日:知識試験・適性試験・技能試験
午前に知識試験・適性試験、午後に技能試験(実技)が行われることが多い。 - 合格通知→狩猟免状交付
合格後、免状交付手数料(1,800円)を納付すれば免状が交付されます。 - 猟友会への入会(任意だが実質必須)・狩猟者登録
一般社団法人 茨城県猟友会(外部サイト)に入ることでハンター保険加入・ベテランのサポートが受けられます。毎年の狩猟前に狩猟者登録と狩猟税の納付も必要です。
試験の内容と難易度
狩猟免許試験はどのくらい難しいのか?結論から言うと、きちんと準備すれば合格できる難易度です。
難易度と合格率について
茨城県が独自に合格率を公表しているデータは確認できませんが、環境省が集計する全国の合格率はわな猟・網猟で70〜80%前後です。事前講習会と狩猟読本での準備で多くの方が合格しています。
① 知識試験(筆記)
鳥獣保護管理法の基礎知識、猟具の種類と使い方、鳥獣の識別(写真で種類を答える)などが出題されます。
- 問題数: 30問(○×式+選択式)
- 合格基準: 満点の70%以上の正答(21問以上)
- 対策: 都道府県猟友会が発行する「狩猟読本」を2〜3回読むだけで十分。鳥獣の識別写真問題は繰り返しで慣れる。動物の分類・足跡・生態の出題パターンは知識試験(鳥獣の知識)総まとめを参照。
- 練習: 無料の練習問題集(380問以上)で本番と同じ三択形式を体験できる。法令・猟具・鳥獣・保護管理の全分野をカバー。
② 適性試験
視力・聴力・運動能力の確認です。眼鏡・補聴器使用可。以下の基準を満たせば問題ありません。
- 視力:両眼で0.5以上(第一種銃猟は両眼0.8以上かつ片眼0.5以上)
- 聴力:10メートルの距離で会話が聞こえること
- 運動能力:歩行・四肢の屈伸・挙手ができること
③ 技能試験(実技)
受験する免許の種類に応じた実技試験です。わな猟ならくくりわな・箱わなの設置・解除、銃猟なら模擬銃の分解結合・鳥獣判別などが問われます。猟具の名称当ても出題されます。事前講習会で練習すれば十分対応できます。鳥獣判別の対策は狩猟免許の鳥獣判別 完全攻略にまとめています。
難易度まとめ:事前講習会+狩猟読本の自習で1〜2週間準備すれば、ほぼ確実に合格できる難易度です。難関資格ではありません。「難しそう」と思い込みで諦めないでください。
費用の目安(初年度トータル)
狩猟免許取得〜初年度の猟シーズンまでにかかる費用の全体像をまとめました。
| 項目 | 目安費用 | 備考 |
|---|---|---|
| 受験料 | 5,200円 | 都道府県収入証紙等 |
| 事前講習会費 | 10,000〜15,000円 | 参加任意だが強く推奨 |
| 狩猟読本 | 1,000〜2,000円 | 猟友会から購入 |
| 医師の診断書 | 2,000〜5,000円 | 内科等で発行 |
| 免状交付手数料 | 1,800円 | |
| 猟友会入会費・年会費 | 10,000〜30,000円 | 都道府県・支部により異なる |
| ハンター保険 | 3,000〜5,000円 | 猟友会経由で加入が多い |
| 狩猟税(わな猟) | 8,200円(一般) | 猟友会会員は減額あり |
| 初年度合計(目安) | 4〜7万円 | 2年目以降は大幅に減る |
2年目以降は試験費・講習費がかからないため、猟友会年会費+狩猟税の2〜4万円程度まで下がります。
実際に受験した体験談を読む
千葉県で第一種銃猟免許を取得した運営者の体験談を公開中です
試験当日の雰囲気、受験者60名中の合否内訳、鳥獣判別でオス・メスを見落とした失敗談、冬場に散弾銃が硬くて焦ったエピソードなど、他サイトでは読めないリアルな一次情報をまとめています。茨城県で受験される方も、試験の流れや注意点は共通ですのでぜひ参考にしてください。
取得後の更新手続き(3年ごと)については狩猟免許の更新手続き完全ガイドを参照してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 狩猟免許の難易度はどのくらいですか?
茨城県が独自の合格率を公表しているデータは確認できませんが、環境省の集計では全国の合格率はわな猟・網猟で70〜80%前後です。事前講習会(猟友会主催)に参加し、狩猟読本を1〜2週間勉強すれば十分対応できます。難関資格ではありません。
Q. 狩猟免許に年齢制限はありますか?
原則として18歳以上が取得要件です。性別による制限はなく、女性ハンターも年々増えています。また、精神保健福祉法や麻薬取締法違反など一部の欠格事由に該当する場合は取得できません。
Q. 狩猟免許を取れば今すぐ狩猟できますか?
免許取得後、さらに狩猟者登録(都道府県ごとにシーズン前に申請)と狩猟税の納付が必要です。また猟友会への加入も実質的に必要です。免許取得 = すぐ猟ができる、ではありません。
Q. 試験日程や申込先はどこで確認できますか?
茨城県の試験日程は、茨城県「狩猟免許試験」(外部サイト)で公表されます。また、茨城県猟友会に問い合わせれば事前講習会の日程も教えてもらえます。2026年度は5月から12月にかけて年6回、笠間市の狩猟者研修センターを中心に実施されます。銃猟の回と網猟・わな猟の回が分かれています。
Q. わな猟と銃猟、どちらを先に取ればいいですか?
初心者にはわな猟免許を先取得するのが一般的なルートです。わな猟は猟銃所持許可が不要で、手続きがシンプル。地域によっては農家から猟地の提供を受けやすく、活動の場も確保しやすいです。銃猟は別途猟銃所持許可が必要で、申請から取得まで最低6ヶ月かかります。
まとめ
- 銃を使わないなら狩猟免許だけでOK(猟銃所持許可は不要)
- 初心者にはわな猟免許が最もおすすめ
- 試験の難易度は合格率70〜80%——準備すれば合格できる
- 初年度費用の目安は4〜7万円程度(2年目以降は2〜4万円に減る)
- 事前講習会+狩猟読本1〜2週間の勉強で合格を狙える
- 取得後は毎年の狩猟者登録・3年ごとの更新が必要(更新手続きの詳細)
狩猟の第一歩は狩猟免許から。「難しそう」と思い込まずに、まず今年の試験日程を調べてみましょう。茨城県は銃猟と網・わな猟で日程が別なので、取りたい種別の回をまず確認しましょう。
この記事を書いた人
千葉県在住。狩猟免許(第一種銃猟)取得済み。現在実猟に向けて準備中。免許取得の勉強・試験の実体験をもとに、これから狩猟を始めたい人が迷わないよう情報を発信しています。
※ 本記事の情報は2026年4月時点のものです。試験日程・費用・手続きは都道府県によって異なります。受験前に必ず各都道府県の公式情報をご確認ください。


