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「ヌートリアを猟で獲ってみたい」「ヌートリア猟にはどんな銃や弾が必要?」——この記事では、ヌートリア(Nutria)の生態・分布・猟期・対応猟銃・猟法まで、猟を始める前に知っておきたい基礎知識をまとめました。
この記事でわかること
- ヌートリアの外見・足跡の特徴
- 生態と行動パターン
- 分布と主な猟場
- おすすめの猟銃と弾の選び方
- 猟法とアプローチの仕方
ヌートリアとは? — 姿と基本情報
ヌートリア(学名:Myocastor coypus)は日本の狩猟鳥獣に指定されている野生動物です。

ヌートリア
外見の特徴
体長40〜60cm、尾長30〜45cm、体重5〜9kg。大型のネズミの仲間で、茶褐色の粗い毛に覆われる。オレンジ色の前歯が特徴的。後足に水かきがあり、水中を器用に泳ぐ。尾は丸い断面。
足跡の特徴
後足は5本指で水かきの痕が残ることもある。前足は4本指。水辺の泥地で確認しやすい。
生態と行動パターン
南米原産の特定外来生物。戦時中に毛皮用として輸入・飼育され、終戦後に放棄された個体が野生化。草食性で水草・農作物(稲・野菜)を好む。水辺に巣穴を掘って生活し、繁殖力が強い(年2〜3回出産、1回に5〜6頭)。河川の堤防に巣穴を掘ることで堤防を弱体化させる被害も。
分布と猟場
西日本を中心に分布。岡山県・兵庫県・大阪府・愛知県・岐阜県などに多い。河川・ため池・用水路に生息。東日本には少ないが分布拡大の傾向がある。
猟期
基本猟期は11月15日〜翌2月15日。特定外来生物のため、有害鳥獣駆除・防除計画に基づく通年捕獲が可能な地域も多い。
捕獲統計:環境省が毎年公表している鳥獣関係統計(外部サイト)で、ヌートリアの都道府県別捕獲数を確認できます。西日本・九州で特に捕獲数が多く、近年は東日本でも増加傾向が続いています。
対応猟銃と弾の選び方
散弾銃+6号〜7号の散弾で十分。空気銃でも対応可能。ただし実際には箱わな・筒型わなでの捕獲が主流。
ポイント:猟銃の取得手続きや費用について詳しくは有害鳥獣被害とは?を参考にしてください。
猟法とアプローチ
箱わなによる捕獲が最も効率的。水辺にサツマイモ・ニンジンなどをエサにして設置する。銃猟では水辺で日中にも活動する個体を空気銃で狙うケースがある。自治体の駆除事業に参加して捕獲する形が一般的。
安全上の注意:ヌートリアのオレンジ色の前歯は非常に鋭く、噛まれると大けがをする。素手での扱いは危険。
ジビエとしてのヌートリア
南米では食用にされるが、日本では一般的に食べられない。駆除後は焼却処分が多い。
ジビエ料理のレシピや食べ方について詳しくは狩猟免許の取り方も参考にしてください。
🍴 ヌートリア肉を食べてみたい人へ
狩猟免許がなくても、ジビエ肉は通販で購入できます。フランスでは伝統的に食べられてきた大型齧歯類。専門店経由で入手できます。
→ その他のジビエ肉通販まとめ / 保存方法は真空パック・冷凍庫ガイドへ
よくある質問
Q. ヌートリアはどんな被害を出す?
水稲・野菜の食害、河川堤防への巣穴掘りによる堤防弱体化が主な被害です。堤防被害は治水上の深刻なリスクになっています。
Q. ヌートリアとカピバラの違いは?
同じ南米原産の大型ネズミですが、カピバラ(体重50kg超)の方がはるかに大きいです。ヌートリアは5〜9kg程度で、尾が長いのが特徴です。
Q. ヌートリア駆除に参加するには?
地元自治体の農林担当窓口に問い合わせてください。わな猟免許があれば箱わなでの駆除事業に参加できるケースが多いです。
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まとめ
- ヌートリアは日本の狩猟鳥獣に指定されている
- 猟期は原則11月15日〜翌2月15日(地域差あり)
- 対応猟銃:散弾銃+6号〜7号の散弾で十分。
- 安全に配慮し、法令を遵守して猟を楽しみましょう
狩猟免許の取り方から装備の揃え方まで、詳しくは知識試験(鳥獣の知識)総まとめを参考にしてください。
参考・引用元
この記事を書いた人
千葉県在住。狩猟免許(第一種銃猟)取得済み。現在実猟に向けて準備中。免許取得の勉強・試験の実体験をもとに、これから狩猟を始めたい人が迷わないよう情報を発信しています。
※ 本記事の情報は2026年6月時点のものです。猟期・捕獲規制は都道府県によって異なります。猟期前に必ず各都道府県の公式情報をご確認ください。
| 銃の種類 | 弾・猟具 | 有効射程 | 補足 |
|---|---|---|---|
| わな猟(主流) | 箱罠・囲いわな | — | 水辺に生息。わな猟が基本 |
| 散弾銃 12番/20番 | 4号〜6号散弾 | 20〜30m | 銃猟も可。水辺での発砲には安全確認が特に重要 |
チョーク:改良シリンダー


