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「わな猟免許を取ったけど、どのくくり罠を買えばいい?」「完成品と自作キット、どちらがいいの?」——免許取得直後のハンターが最初にぶつかる悩みです。
くくり罠は国産・海外製を含めると数十種類が市販されており、初心者が選ぶのは簡単ではありません。この記事では、わな猟の基礎知識と合わせておすすめの完成品くくり罠を解説します。
この記事でわかること:くくり罠の規格・法的制限 / 完成品vs自作キットの違い / 初心者におすすめの製品TOP3 / 最初に必要な本数と費用
注意:くくり罠の設置にはわな猟免許と狩猟者登録が必要です。免許取得前に購入することは問題ありませんが、免許なしでの設置は鳥獣保護管理法違反になります。
くくり罠の基礎知識と法的制限
くくり罠は、獣道に踏み板を設置し、踏んだ動物の足首をワイヤーでくくる猟具です。イノシシ・シカ・タヌキなどの有害鳥獣対策にも広く使われています。
法律で定められた規格
くくり罠は鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)で以下のように規格が定められています。
| 項目 | 規格 |
|---|---|
| 輪の直径 | 12cm以下(クマを対象とする場合は除く) |
| 締め付け防止金具 | 必須(よりもどし・締め付け防止機構) |
| 設置場所への標識 | 氏名・住所・連絡先の掲示が必要 |
| 日常的な見回り | 原則として毎日確認(放置は禁止) |
ポイント:2023年の法改正で締め付け防止金具の装着が義務化されました。古い自作罠や中古品を使う場合は必ず確認してください。既製品の多くはすでに対応済みです。
わな猟を始める前の流れについてはわな猟の始め方完全ガイドで詳しく解説しています。免許取得から猟場確保までの全ステップが確認できます。
完成品vs自作キット、初心者はどちらを選ぶべき?
| 完成品 | 自作キット | |
|---|---|---|
| 価格 | 1個 ¥3,000〜¥6,000 | 1組分の部品代 ¥800〜¥1,500 |
| 組み立て | 不要・すぐ設置できる | 自分で組む必要あり(スキル習得が必要) |
| メンテナンス | パーツ交換が必要になる | 自分で調整・修理できる |
| 法的適合 | 既製品は規格適合済みが多い | 自分で確認が必要 |
| 初心者向け | ◎ 迷わず使える | △ 知識が必要 |
結論:初心者は完成品から始めるべき。自作は法的規格・強度の担保が難しく、トラブル時のリスクが大きい。慣れてきたら自作に移行するのが定石です。
おすすめくくり罠TOP3
第1位:イノホイ くくり罠 完成品(Lサイズ・10個セット)
★★★★★ わな猟師に最も選ばれている定番品
イノシシ・シカ対応。踏み板・ワイヤー・締め付け防止金具・よりもどし完備。設置がシンプルで初心者でも扱いやすいと評判。10個セットでまとめ買いがお得。
| 対象獣 | イノシシ・シカ |
| 輪の直径 | 12cm(法定規格内) |
| 締め付け防止 | 装備済み |
第2位:くくり罠用 踏み板セット(5枚入り)
★★★★☆ 既存の罠との組み合わせや交換パーツに最適
踏み板のみのセット。ワイヤーと組み合わせて自分好みの罠を組める。獣道の土質・幅に合わせて使い分けたい中級者向け。踏み板単品で交換・補充できるのが経済的。
| 内容 | 踏み板5枚+台座 |
| 用途 | 既存罠の補修・自作の踏み板として |
第3位:くくり罠スプリングセット(10組分)
★★★★☆ 自作・メンテナンスの定番パーツキット
スプリング・ワイヤー・よりもどしがセットになった自作・補修用キット。10組分まとめ買いでコストを抑えられる。慣れてきたら完成品から自作へ移行する際の入門として最適。
Amazonで確認する → 楽天で探す →各パーツの交換時期の目安と、罠5基を運用した場合の年間維持費はくくり罠の消耗品と年間コストに詳しくまとめています。
最初に必要な本数と費用の目安
わな猟を始める際、何本の罠を用意すべきか迷いがちです。実際の運用を踏まえた目安を解説します。
| 本数 | 費用目安(完成品) | 想定スタイル |
|---|---|---|
| 5〜10本 | ¥15,000〜¥50,000 | 試験的に始めたい・週1〜2回見回り |
| 20〜30本 | ¥60,000〜¥150,000 | 本格的に取り組む・毎日見回り |
| 50本〜 | ¥150,000〜 | 有害鳥獣捕獲・プロレベル |
ポイント:初年度は10本前後から始めるのが現実的です。罠は設置場所の見回りが法的に必要なため、管理できる本数から始め、徐々に増やしていくのが定石です。
わな猟全体の費用感はわな猟の始め方ガイドでまとめて解説しています。猟友会入会費・狩猟者登録費も含めたトータルコストが確認できます。
よくある質問
Q. くくり罠は免許なしで買えますか?
購入自体は免許不要です。ただし、設置・使用にはわな猟免許と狩猟者登録(または有害鳥獣捕獲の許可)が必要です。購入→免許取得→猟場確保→設置の順で準備を進めましょう。
Q. イノシシとシカで罠のサイズは変えるべきですか?
基本的には同じ規格(輪の直径12cm以下)で対応できます。ただしイノシシは力が強いため、ワイヤーの太さ・スプリングの強度が高い製品を選ぶと安心です。ラベルに「イノシシ対応」と書かれた製品を選びましょう。
Q. 罠を仕掛けたまま放置してもいいですか?
法律上、原則として毎日の見回りが必要です。かかった動物を長時間放置することは動物の苦痛を長引かせるだけでなく、法的問題にもなります。見回りができる範囲での設置本数に留めることが重要です。
まとめ
- くくり罠は輪の直径12cm以下・締め付け防止金具装備が法律上の条件
- 初心者は完成品から始めるのが安全・確実
- 最初は10本前後から始め、見回りができる範囲で管理する
- 慣れてきたら自作キットでコストを抑えられる
免許取得後の次のステップはわな猟の始め方ガイドで確認してください。猟友会入会・狩猟者登録から初猟までの全ステップをまとめています。
この記事を書いた人
千葉県在住。狩猟免許(第一種銃猟)取得済み。わな猟は未経験ですが、銃猟取得の過程でわな猟の制度・費用・道具について調査・比較した情報をもとに解説しています。
参考・引用元
※ 情報は執筆時点のものです。商品の価格・仕様は変更される場合があります。最新情報はAmazon商品ページをご確認ください。




