「射撃教習ってどんな感じなんだろう?」「銃の反動って痛い?」「初めてでも当たるの?」——猟銃所持許可の取得過程で、教習射撃を控えて不安になっている人は多いと思います。かくいう私も当日の朝までソワソワしていました。

結論から言うと、めちゃくちゃ楽しかったです。初めての散弾銃、初めてのトラップ射撃で、スコアは8・11・9/25発。決して上手くはないですが、3発当てれば合格の教習は無事クリアできました。

この記事でわかること:射撃教習当日の流れ / 費用の実際の内訳 / トラップ射撃のコツ(教官に教わったこと) / 初めて撃った反動やスコアのリアルな感想

射撃教習ってどんな流れ?(市原・京葉射撃倶楽部の場合)

私が受けたのは、千葉県市原市にある京葉射撃倶楽部。周りを山と森に囲まれた、開放感のある屋外の射撃場です。種目はトラップ射撃——足元の少し先から円盤(クレー)が飛び出して、上下左右にバラバラの方向へ飛んでいくのを撃ち落とす競技です。

市原・京葉射撃倶楽部のトラップ射撃場
曇り空の京葉射撃倶楽部。奥の斜面に向かってクレーが飛んでいく

当日のスケジュールは、9時集合スタートの予定でした。……が、私は寝坊して到着が9時50分。一緒に受けることになった方を待たせてしまいました。本当にごめんなさい(笑)。教習は複数人まとめて進むので、遅刻すると自分だけでなく他の受講者にも迷惑がかかります。これから受ける人は、時間に余裕を持って行きましょう……。

流れとしては、まず座学が45分ほど。銃の構造・安全な取り扱い・射撃の基本姿勢などを教わります。そのあと射撃場へ移動して、実射が1時間ちょっと。合計で午前中いっぱいという感じでした。

ポイント:耳当て(イヤーマフ)や射撃ベストは射撃場でレンタルできました。ただし衛生面が気になる耳栓などは自分で用意しておくと安心です。持ち物の詳細は射撃教習の持ち物リストにまとめています。

費用はいくらかかった?(領収書の実額)

気になるお金の話。私が実際に払った金額は約5万円弱でした。教習代そのものに加えて、弾のレンタル代がかかります。領収書に書かれていた内訳がこちらです。

項目 金額
入場料・保険料1,500円
クレー使用料(教習代)33,000円
消費税8,250円
弾レンタル代ほか(込みで総額5万円弱)

教習代の相場は射撃場によって3〜4万円ほど。そこに弾代が乗って、トータルで5万円前後を見ておくと安心です。決して安くはないですが、猟銃所持許可の取得には避けて通れないステップ。ここまでの費用感については猟銃所持許可は難しい?取得の壁5つと費用・期間でも詳しく整理しています。

教官に教わったトラップ射撃のコツ

実射は25発×3ラウンド=合計75発。初めて構える散弾銃に緊張しましたが、教官が横についてアドバイスをくれます。教わったコツをまとめると、こんな感じでした。

「銃口の先を見るな、その先の景色を見ろ」というのが、最初は感覚的にわかりませんでした。でも後半、力が抜けてきたあたりで「あ、これか」という瞬間が何度かありました。ちなみにトラップよりスキート(左右から交差してクレーが飛ぶ種目)のほうがずっと難しいと教官は言っていました。

実際に撃ってみた感覚|反動・スコア・やらかし

いちばん気になる反動の話。教習で使う弾は9号(小さい粒がたくさん入った弾)と決まっていて、粒が小さいぶん反動はそこまで強く感じませんでした。「肩を持っていかれるほど」ではなかったです。

射撃教習で使ったRIO 9号の空薬莢
撃ち終わった空薬莢(RIO・9号)。記念にもらってきた

注意:反動は「その場」では大したことなく感じましたが、家に帰ったら肩と脇にあざができていました。撃っている最中はアドレナリンで全然気づかなかったんです。銃をしっかり肩付けする=反動は必ず体に来る、ということ。翌日に響くので覚悟しておきましょう。

やらかしポイントも正直に。私は撃つたびに顔が銃から離れてしまい、教官に何度か注意されました。頬をしっかり銃床につけないと狙いがブレます。そしてもう一つ、引き金を引く瞬間に、無意識で銃の動きを止めてしまうクセがありました。これがまさに教官の言う「動作を止めるな」の逆をやってしまっているパターン。

面白いのは、止めなかったときのほうが明らかに当たる感覚があったこと。振りながら「スッ」と引き金を引けたクレーは、気持ちよく割れました。「これか!」と腑に落ちた瞬間が、この日いちばんの収穫だったかもしれません。

射撃教習のスコアシート。3ラウンドで8・11・9発命中
実際のスコアシート。1ラウンド目8発・2ラウンド目11発・3ラウンド目9発(各25発中)

肝心のスコアは8・11・9/各25発教習は「1ラウンドで3発以上当たれば合格」なので、初心者としては十分クリアラインでした。ちなみに同じ日に受けていた方——免許(所持許可)の更新を忘れてしまって取り直しに来たという先輩ハンター——は、涼しい顔で15〜20発を当てていました。さすが経験者。待たせてしまったお詫びも兼ねて、猟の話をいろいろ聞けたのは思わぬ収穫でした。

そうそう、撃ち終わった空薬莢を2個もらってきました。ピンク色のプラ薬莢に金色の底、見た目がなかなか良いんです。アクセサリーやキーホルダーに加工できるらしいので、そのうち作ってみようと思っています。

よくある質問

Q. 射撃教習は初めてでも合格できますか?
A. できます。教習は「25発中3発以上命中」で合格の基準が一般的で、私も初めての射撃で8・11・9発と全ラウンドで基準を超えられました。教官が横についてコツを教えてくれるので、まったくの初心者でも過度に心配する必要はありません。

Q. 銃の反動は痛いですか?
A. 教習で使う9号弾は粒が小さく、撃っている最中は強い反動を感じませんでした。ただし帰宅後に肩や脇にあざができていたので、体には確実に負担がかかります。しっかり肩付けして構えることが大切です。

Q. 射撃教習の費用はいくらですか?
A. 私の場合はクレー使用料(教習代)33,000円+入場料・保険料1,500円+消費税+弾レンタル代で、総額5万円弱でした。射撃場によって多少前後します。

まとめ|射撃教習はゴールが近づく楽しいステップ

初めての射撃教習を終えての感想を整理します。

何より、とにかく楽しかったです。猟銃所持許可という長い手続きの中で、ようやく「銃を撃つ」という実感を伴うステップにたどり着けて、ゴールがぐっと近づいた気がしました。ここまでの理不尽な手続きを乗り越えてきたぶん(これは猟銃の手続きが理不尽すぎる話に書きました)、余計に感慨深かったです。

これから射撃教習を受ける人へ。上手く当てようと気負わず、まずは楽しんでください。そして——遅刻だけはしないように(笑)。持ち物を万全にして、いい一日にしてきてください。

この記事を書いた人

千葉県在住。狩猟免許(第一種銃猟)取得済み。現在、猟銃所持許可の取得に向けて手続き中で、2026年7月に市原の射撃場で教習射撃を受けてきました。免許取得の勉強・試験・手続きの実体験をもとに、これから狩猟を始めたい人が迷わないよう情報を発信しています。

参考・引用元

※ 本記事は2026年7月時点の体験にもとづく個人の記録です。費用や制度の詳細は射撃場・各都道府県公安委員会の最新情報をご確認ください。

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